HOME > コラム > 13 ポジティブシンキング

コラム

< 12 飛行機に乗って  |  一覧へ戻る  |  私の勝手な思い込み・・・。 >

13 ポジティブシンキング

私が、建築関係の仕事に初めて就いた会社で出会った女性のことをお話ししようと思います。

彼女は、私の母より少しお若く、でも初めて一人暮らしをしていた私には正に「現地の母」のような存在でした。

当時の会社は、山の中を切り開いた小さな工業団地のような所にあった為、交通の便は悪く、車通勤が必須の環境でした。彼女はペーパードライバーだったので、誰かの車に便乗しての毎日の通勤でした。

そんな彼女はある日「車の運転を練習している。自分で運転して通勤する!」と爆弾発言!!少しばかりの天然性?と、どちらかと言うと思い込みも強く、一途な方(たしかお年も50歳を過ぎておられました)なので、周りのみんな揃って「そんなこと止めてください!危ないです!今まで通りみんなに便乗してください」とお願いしましたが「大丈夫?」と他人事・・・その後たしか1~2ヶ月でついに車通勤を始めてしまわれました。元々フットワークの軽い方でしたが、どんどん行動範囲が広がり、ますますお元気に・・・!!この行動力、見習わねば・・・

その彼女がご主人とご自宅を新築されるときのことです。

その間の仮住まいに引っ越しされました。土間のあるとても古い一軒家で、でも春には桜の名所にほど近い静かなお家でした。ただその古家には給湯器がありませんでした。もちろんキッチン・洗面所・お風呂のシャワーも・・・その上風呂釜が壊れていたか何かでお風呂を沸かすこともできませんでした。季節は冬・・・もちろん一般的には「蛇口を捻ればお湯が出る」のが普通の家庭。。。「お湯はどうしているのですか?」と聞いてみると「仮住まいだから、給湯器付けたりお風呂を直すほどお金をかけるのはもったいないから、大きなお鍋を買って、それでお湯を沸かしてるのよ!」とおっしゃいました。びっくりした私が「お風呂もですか??」と聞くと「そうよ!台所でお湯を沸かして、お父さん(ご主人)とお風呂に運ぶの!昔に返ったみたいで結構楽しいのよ?」とニコニコしておっしゃるのです。私だったら「こんな不便な生活はイヤ!!」と間違いなく逃げ出したでしょう。でも彼女はそれさえも楽しめてしまう。

春先に新居が完成したのに「桜が終わるまでここに居たい」とまでおっしゃっていました。私だったら一日でも早く、便利できれいな生活に変わりたいと思ったでしょう。

「何でも自分の考え方一つだなあ」とつくづく思いました。どんなに不便でも面倒でも、考え方を変えれば楽しめる。つい今の環境に不平や不満を並べることが多いですが、見方や考え方を変えれば・・・『何事も自分次第』ということですよね♪

周りの人間にとっても、機嫌が悪い人やイライラしている人の近くに居るより、ニコニコしている人の近くの方が居心地が良いですよね。そして何より自分自身がニコニコしているときが幸せです♪♪

難しくて簡単な『ポジティブシンキング』いつも心がけたいですね!!

それにしても私は、常に回りに何かを教えてくださるステキな方たちがいてくださいます。こんなラッキーなこともなかなか無いですよね☆


< 12 飛行機に乗って  |  一覧へ戻る  |  私の勝手な思い込み・・・。 >

このページのトップへ